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2008年5月31日 (土)

ショートレグと観光の一日 須磨YH→翼港 6.5M

天候:cloud/rain/sun  風:北東 17kt  8:00~9:10   

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≪翼港はイベント用の港、長期係留(生活)には不向きです≫

P5310139 早朝から森田さんの見送りを受け、須磨YHを8時出港。対岸の淡路島・翼港まで6.5M、時折の小雨に濡れての航海です。 

 翼港は始めての者には、背後のホテルが良い目標になります。事前連絡が必要(0799-74-1000)で、入港するとすぐスタッフ(シルバーセンターの方)が舫いを取りに来てくれます。大きな浮き桟橋で1日600円、電気・水ホース・無し。買物は自転車があれば可能とのことでした。P5310153

 キザッペは早速レンタカーを調達して鳴門渦潮観光の開始。内容は写真の通りです。遊び呆けてすっかり帰りが遅くなりました。夜は明石海峡と大橋を見下ろす丘の上の“松帆の湯”でリゾート気分。風呂上がりのビールが実にうまい。明日は男鹿島経由で小豆島・土庄港を目指します。P5310142

 ナベさんのひとり言: 今日は月末、今月分経費の清算日。勘定合って銭足らず。

                  

2008年5月30日 (金)

今日も最高の航海教室 泉大津→須磨YH 14M

天候:sun  風:北西 10kt  10:00~12:20   

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≪少し暗いけれど我慢してください≫

P53001351 お世話になった泉大津を沢山のヨットマンにお見送り頂いて10時出港。上田さん・皆さん有難う、感謝をこめて精一杯帽子を振ります。 

 波静かな大阪湾を静々と西に進みます。 風は正面・西からで、セールを揚げさせてくれません。横着キザッペはこれ幸いと機走オンリー。トロトロとのんびり航海で須磨YH沖に到着。なんと友人の鎌田さんから紹介して頂いた岸本さんの愛艇“かめ”でお出迎えを受けました。思いもかけない出来事に、一同大感激。港では堤防の突先で前川さんが大きく手を振り誘導してくださいます。 

Photo_2 クラブ全体でキザッペを歓迎して下さっている雰囲気を感じました。岸本さんのヨット師匠格の森田さんとそのお友達が加わり風呂屋へ、その後の瀬戸内海航海レクチャーの内容の濃いこと。前夜の泉大津のそれと双璧をなします。完全に脱帽です。私はこれまで海を知らなかったのでは無いか…、とまで思いつめてしまいそう。 

 キザッペは明日は淡路島の翼港に入港し、一日島内観光の予定です。

 ナベさんのひとり言: いろんな所でヨット談義、学ぶ事には終わりが無いことを悟る。

 

2008年5月29日 (木)

瀬戸内海航海 特別講義

天候:rain/sun  風:北東 15kt   

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≪泉大津YCの皆さんとの交流です≫

P5280128 夜来の雨も昼前にはあがり、雲間から日差しもこぼれて来ました。 

 上田さんから珍しい蕎麦屋が有りますが、昼にいかがですかとのお誘い。そばは大好き、一同喜んでご一緒を。出された蕎麦を見ると、もり蕎麦が“せいろ”の上で蒸され、熱そうに湯気を立てています。これを更にアツアツのつけ汁で頂くのです。これは初めての経験です。確かに珍しい蕎麦です。実は…子供の頃から、茹でたもり蕎麦がなぜ蒸し器のせいろに乗せられているのか長い間疑問に思っていました。う~んそうか、これが原形だったのかぁ、と得心しました。この店は、300年間の長きにわたって暖簾を引き継いできた超老舗と聞けば説得力もあります。

176 蕎麦の次はお隣岸和田の誇り“だんじり会館”へ。精巧に彫り上げられただんじり屋台の展示、勇壮な祭りの映画、だんじりの歴史、等々…。入館料600円は納得です。 

 夕方からは上田さんに頼み込み、瀬戸内海航海の特別レクチャーをお願いしました。島・潮・港・魚網・風呂・買い物…。何から何まですべて知り尽くしていらっしゃいます。より詳細な情報をと、仲間を呼んで下さいました。ご厚意に甘えて気が付けば3時間余り。まだまだ語り尽くされてはいないご様子、本当に凄い方々です。ひるがえって自分は関東の海をここまで知っているだろうか、と考えさせられました。明日は須磨YHを目指して10時出港です。

2008年5月28日 (水)

大阪湾侵入 和歌浦→泉大津YH 30M

天候:sun  風:ほぼ無風  8:00~13:30  

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≪明楽さんと山崎さんの見送り伴走を頂いての出港です≫

P5280121_2  晴れました。申し分のい日和です。早朝にもかかわらずに見送り、それも沢山の差し入れとともに…、有難うございました。 

 無風の友が島水道を10時30分通過。12時20分に関空橋をくぐったところで、ブルーシーガルとのミーティングに成功。「ついて来て下さい」とハーバーへ先導して下さいます。はじめての入港ですが、これで何の心配もなくついて行けます。予定より早く13時30分泉大津YHに到着。ハーバーにおられたメンバーの方皆さんがウェルカムで出迎えて下さいます。P5280125_2P5280127_2

 航海中のメンバーの留守バースに誘導して頂き、憧れの大先輩上田さんと感激の初対面御挨拶。柔和なお顔の中に眼がキラリと光り、塩気タップリのヨットマンとお見受けしました。日本一周時のご指導のお礼とヨット談義で盛り上がり、「実は、途中でボートフックを流して…」と話すと、「それならこれを使いなさい」とブルーシガルで使用中の物を外して渡してくれます。え~っ!びっくりと同時に大感激。喜んで有難く押し頂きました。母港に戻ったら宝物として大切に保管しなければ。「近くに良い風呂が有ります、後でゆっくり皆で風呂と食事に行きましょう」とお誘いを頂きました。食事の後のヨット談義が楽しみです。

 ナベさんのひとり言: そうだ!今日は私の誕生日。忘れていたよな~。

 

2008年5月27日 (火)

ピーカン夏空の和歌浦

天候:sun  風:北 20kt   

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≪来艇の皆さん、中央の一升ビンにご注目を≫

P5260109  昨夜は実に盛り上がりました。明楽さんをはじめ、WOYC(和歌浦オーシャンヨットクラブ)の重鎮方がキザッペを訪問下さったのです。両手に持ちきれない程の“旨いもの”、クーラーにはギュウギュウ詰めのビールと氷。圧巻は「歓迎・キザッペ」とラベリングされた蔵元貯蔵冷酒です、これには大感激。さらに、生まれて初めて食べた物、“サメの洗い”。これは関東ではお目にかかるのはおろか、聞いた事もありませんでした。お味の方は、さっぱりとしたのど越し、箸が止まらぬ美味しさです。山海の珍味をたらふく頂き、かつ飲んで、ナベさんP5270116の日本一周航海の面白話が延々と続き笑いが絶えません。 

 一夜明けて本日は真夏の陽気、真っ青な空にsunがサンサンを通り越してギラギラと。風は北にシフトしてどんどん吹き上がってきます。 三川さんが指摘した通りの展開。この風を昨日の日御崎沖で受けなくて本当にラッキーでした。今夜楢橋さんが加わり、明日からは総勢三人体制。明日は潮流に合わせて8時に出航し、友が島水道を抜けて大阪湾・泉大津を目指します。

 ナベさんのひとり言: ハーバー近くにある紀伊東照宮に参詣。10の願が有ったが、8つまでにしておいた。

2008年5月26日 (月)

これで良いのか日御崎越え 白浜→和歌浦 42M

天候:sun  風:北 10kt   

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≪ゲストバースはポンツーンの先端。キザッペが判りますか≫

P5260106 10時を過ぎると日御崎は北が強くなる。三川さん・大更さんの忠告に従い早朝出勤です。

 4時起床・5時出航、田辺湾はべた凪、2,200回転のEGが元気に6.5ktで海面を切り裂いてゆきます。うっすらと見えた日御崎が見る見るうちに目前に迫ってきます。8時10分日御崎を右90゜に捉えます、風は北・真正面から10kt、波うねりは殆どありません。この海況で日御崎が越えられるのは本当に運が良いことです。きっと応援して下さる皆さんの祈りが天に通じたのでしょう。感謝の気持ちで岬をまわり込み1時間、湯浅湾沖にさしかかると、またも無風状態。当初の予定より大幅に早い12時に新和歌浦港内の和歌浦フィッシャリーナに到着。 

 今回も楽チン・ルンルン航海でした。ここ和歌浦には以前お世話になった、明楽さんがいらっしゃいます。早速のご訪問を頂き、まずはカンパーイ。ゲストバースまでの長い距離を水ホース・電源ドラムを引いてもらい大助かり、ナベさんと感謝感激。

153 ナベさんのひとり言: 昨日伺ったコワーイ日御崎越え、今日の日御崎越えはほぼ奥原さんの筋書き通りの航海だな。

2008年5月25日 (日)

明日は出港

天候:rain/sun  風:北東 5kt   

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≪好み焼き“キリンヤ”ここは旨い、お勧めです≫

P5250103 イヤー降りましたねー。昨夜は雷サンも遊びに来ました。一夜明けて10時頃からsunが顔を出しています。 

 やり残したメンテを片付け終わった絶好のタイミングに、「お昼に行きましょう」と三川さん・大更さんがお見えに。徒歩10分、食通が必ず立ち寄るという“キリンヤ”に案内頂きました。山海の食材が作り出す味のハーモニーが舌と胃袋を優しく覆い尽くします。あとはキャビンでヨット談義。明日、和歌浦に向け出港の予定です。お二人の話しでは「雨の次ぎの日にピーカン晴れだと、10時頃から強烈な陸風(北風)が日御崎沖を吹き渡ることが多い」とのこと。北は真向いです。「吹かれたら頑張らずに戻って来なさい。次の日は凪ますよ。」と優しく励まして下さいました。それにしても、この海域を知り尽くした両巨頭が「日御崎の北風を甘く見てはいけません」とおっしゃるのです。 

 明日の航海は一段と気を引き締めてかからなければ…。そんな訳で、明日の英気を養うため、今日も早めの温泉行き、名物・銘酒で外食、早寝、の極楽コースです。

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 ナベさんのひとり言: 筆舌に尽くしがたい白浜の人情、ああ日本は素晴らしい。

 

2008年5月24日 (土)

雨もまた楽し

天候:cloud/rain  風:南西 8kt   

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≪田辺湾の案内図です。この中に恐ろしい暗岩・浅瀬が山ほど潜んでいます≫

P5230095 泊地の情報です。ここ綱不知浦は田辺湾で唯一の外来船専用の浮き桟橋が有ります。元々はフェリーの発着用でしたが、運航廃止後三川さんを中心とした地元のヨットマンの運動により所有者の理解を頂き、今日の形になったそうです。

 使用方法は原則事前連絡(田辺湾汽船0739-43-5007)が必要です。料金は1日1,000円、ホース給水無料、電気1日200円(普通コンセント・距離25m程度ドラムが必要)。入港後電話すれば会社の人が対応に来てくれます。給油は電話配達可、スーパー徒歩3分、トイレ徒歩4分、風呂目前、食事徒歩10分以内に無数有り。これ以上のロケーションは望めない所です。 

 本日のお仕事は、本ブログUPをもって終了。午後は雨にも負けず白浜各地の温泉三昧に行ってきま~す。

P5230099_2 ナベさんのひとり言: 雨がチラチラ、恵みの雨か、神の与えたもうた休息日。待てば海路の日和ありですなー。

2008年5月23日 (金)

今日は船のメンテと勉強会

天候:sun  風:北 14kt

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≪外来船用浮桟橋にドォーン。バックは1週間後開店の風呂屋綱の湯≫

P5230093_3 波もうねりも無い天国でメンテに汗をかいています。1、フェンダーのデッキ収容装置作成・取付。2、あっちこっちの港で付着したハルの汚れ清掃。 

 終われば昼過ぎ。三川さんにお願いして壊れた充電器の代替え品買出し兼昼食。食後の話題は今後の航海上のアドバイス、ここから大阪湾までの注意点、地域特有の気象状況、惜しげもなくどんどん教えてくれます。その知識の豊富なこと、説明の解り易いこと、圧倒される思いでした。本当に充実した一日です。これで泉大津まで安心して行けます。 

 天候は下り坂、雨の翌日晴れると日御崎は北の強風が吹く確率が高いそうです。日曜日まで天国暮らしを楽しみ、月曜日に和歌浦に進むつもりです。

 ナベさんのひとり言: 疲れたよ~。おーい次の乗船者早く来てくれ~。

2008年5月22日 (木)

伝説の綱不知浦に入港 串本港→田辺湾綱不知浦 41M

天候:sun  風:南西 10kt

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≪白浜の謂れの元、真白な海岸線が続きます

P5220091 何の苦労もなく潮ノ岬を超えてしまいました。出港時2人して朝日に手を合わせたことが良かったのでしょうか。

 岬を越えるまではほとんど無風。向い潮をまともに受けて対水6kt・対地2.5ktのペースが延々と続きます。コースはこの時期鰹の一本釣りの好漁場、漁船がひしめき合い鰹を追って勝手気ままに走り回っています。そのど真ん中を2.5ktのキザッペがヨタヨタと突っ切って行くのですから、漁船もえらい迷惑な事でしたでしょう。何が無くても時間だけは人一倍持っているキザッペはゆったり構えて航路を譲り、悠々と潮岬越えを楽しみました。

 次のメインイベントは目的地・伝説の田辺湾への入港航海です。“暗岩・浅瀬が連なりよそ者が一人で入港するのは至難の海”とどんな本を見ても同じことが書かれています。先日、那智勝浦でお会いした“ちひろ”の岡さんも、「入ってしまえば天国、入るまでが地獄、神に選ばれた者のみが入港出来ると聞いています」と話していました。先日もヨットが2艇立て続けに座礁したそうです。怖いですね~。かく言うキザッペも入口手前東側、3m弱の浅瀬に迷い込み一瞬冷や汗をかきました。詳しく報告すると本が一冊書けそうなドタバタ航海を経て、なんとか憧れの綱不知浦に自力で入港出来ました。ヨカッタナァ~。ここ白浜には以前お世話になった、三川さん・大更さんがおられます。早速のお出迎えを頂き、旧交を温めました。

 ナベさんのひとり言: AM6:33 右90゜に潮岬。心を込めた御祈りが効いたのか無事、三つ目(石廊崎・遠州灘・潮岬)の難所通過。

2008年5月21日 (水)

潮岬越えの汐待ち港へ 那智勝浦港→串本港 17M

天候:sun  風:北のち西 20kt  8:00~11:30

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≪串本港・東南の「橋杭岩」。対岸の大島目指して奇岩が橋桁のように一線に並んでいます≫

P5210088_4 いよいよナベさんと二人の航海が始まります。8時に舫いを解き、お隣の串本港まで17NMのショートレグの始まり。 

 風はほとんど無風、強い日差しは真夏並みですが、北風は意外に冷たくウィンドブレ-カーが欲しくなります。これなら問題なく串本港に…と安心していると、10時過ぎ風が西に変わったとたん、一気に吹き上がって20kt。順調な航海が、真上りのシンドイ航海に早変わりしました。11時には大島と串本の間に入り込み、風は強くても波は治まり、写真を撮る余裕もできました。 

 串本港内はガラ空き、いつもは左手保安庁の巡視船の前がキザッペの指定のバースですが、すでに先客あり。今回はその突き当りの岸壁に繋留してみました。風呂(温泉)5分・スーパー15分・コンビニ多数・GSは目の前・水のホース補給はできませんがポリタン可。なかなか居心地のよい港です。ナベさんは早速地元の漁師とお友達になり、トビウオの話題で盛り上がっています。さらに帰路での再会をも約束していました。このコミニケーション力、凄いですねー。

P5210090 ナベさんのひとり言: 今日も早起き、昇る朝日に今日の無事を祈り、また、沈む夕日に明日の安航をお願いしました。

2008年5月20日 (火)

那智勝浦と言えばホテル浦島忘帰洞

天候:sun  風:ほぼ無風   

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≪ホテル松島の天上館からの勝浦湾≫   

P5200079 昨夜から明け方にかけて強風が港内を駆け抜けた後は、朝からピーカン無風、真夏の気温となりました。台風舫いを解放し、一路洞窟温泉・忘帰洞へ。最初は気乗りしなかったナベさんも、現物に浸り、海を眺めるとコロッと変わり「これはいい!最高だ!」と絶賛。島の最高峰の天上乃湯・同露天風呂狼煙の湯を巡り、温泉を堪能。夜は伊豆伊東~広島をシングル航海し、帰途勝浦に台風避難している“ちひろ(岡崎33F)”の岡さんとキャビン交流会の約束があります。名シェフ・ナベさんがギャレーで宴会支度に余念がありません。どんな料理が提供されるのか、期待でワクワクです。少々暗いですが、P5200082中央が“ちひろ”の岡さん、左は岡さんの友人山本さん(お隣三輪崎ヨットクラブ“カザグルマ”オーナー)

 ナベさんのひとり言: 晴れもあれば雨もある。甘さもあれば辛さもある。楽があれば苦もある。そこに妙あり…か。

      

2008年5月19日 (月)

智勝那浦観光

天候:cloudrain  風:西 9kt   

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≪那智勝浦観光の一日≫

P5190069 ここ那智勝浦で鋤柄さんが下船します。次回乗船は6月13日から21日の予定です。代わって26日から楢橋さんが乗船する予定です。神様・仏様…、と頼りにしていたナベさんは何とも寂しそう。

 鋤柄さんのリクエストで、レンタカーを調達しての那智勝浦観光が始まりました。手始めは熊野古道。欝蒼とした杉木立を見上げれば、平安時代と変わらぬ青空が巨木の上に広がっています。清少納言も清盛もあの空と雲を見たのでしょうか。石畳の古道は当然ながら急傾斜、重病人の私は階段と急坂の連続にほんの入り口でギブアップ。鋤柄さん・ナべさんは元気P5190065にもう少し先まで…。

 続いては那智の滝、轟々と山をも震わせる瀑布はいつ見ても感動ものです。確かに山岳信仰のご神体そのものです。さらに那智大社、3人ともに日頃の不信心もどこえやら厳粛にお参り、願い事は当然航海安全でしょうなぁー。

 仕上げは潮岬灯台、絶壁に立つ灯台から見下ろす大海原は、黒潮と風波が真っ向からぶつかり、白波が噛み合いゴウゴウと海鳴りが轟いています。「ウワー、ここを渡るのぉ~」と、ナベさんは嬉しそうではありません。そうです鋤柄さんが居ないから、2人でここを渡るのです。ナベさんガンバロー。あとは目張り寿司・サンマ寿司を味わい、本日の観光は終わり。 

 艇に戻り台風対策を済ませ、またも徒歩5分の風呂(天然掛け流し温泉)・飯(名物・地酒の外食宴会)・寝る(各自専用バース)の極楽コースを楽しみます。(現在の乗員。左から、奥原・渡部・鋤柄)

 ナベさんのひとり言: 今日の観光コースは楽しかった。台風が来なければもっと楽しいのに。先日のワルツに関する質問のお答え。正調ソシアルダンスではありません、私が目を閉じた特に脳裏に浮かんだBGMです。なおワルツにはウィンナーWとテネシーWがありますよネ。

2008年5月18日 (日)

台風避難だ那智勝浦港へ 尾鷲引本港→那智勝浦 37M

天候:sun  風:東 10kt  7:00~14:00 

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≪マストのあたりが勝浦湾の入り口、ブームの上が忘帰洞のホテル松島≫

P5180054

 この付近には見逃せない寄港地が多く、港巡りの楽しい海域です。お金は無くても時間だけは有り余っているキザッペは、一つでも多くの港を偵察したいところ…、そのため50NM超の長いレグは当分ありません。そうなれば当然ゆっくりのご出勤が続きます。本日は久しぶりにゆったりとコーヒー、クッキーなんぞをいただき、ゆるゆると艇を出します。 

 さざ波立つ熊野灘にフルセールを揚げ、BGMと共に小さなウネリに身を任せるという、実に優雅な船旅の一日。 艇は静々と那智勝浦港へ。入口の岩を避け、岬を右に大きくまわり込むと、勝浦の町が目に入ります。とたんに広い湾内が波も風もピタリと無くなります。いつ来ても本当に天然の良港と感心します。

 いつもなら繁華街の真ん前、観光桟橋に係留するところですが、今回は台風避難が目玉、少しでも奥まった岸壁を求めて港の入口右側から裏手にまわり、地元船の船溜まりの手前、元工場の建物前の岸壁に横付け成功。この海域ではここ勝浦が一番安心できます、その中でもこの岸壁が一番良さそうです。まずは一安心ホッ。台風のお出ましは明後日の見込み、明日は鋤柄さんのリクエストでレンタカーでの南紀観光三昧の予定です。台風対策の船固めはその後のお仕事にしましょう。

 ナベさんのひとり言: どうにか、こうにか、クルージングモードになってきたよ。今日は最高!天気良し、波良し、BGM良し、おまけにビール良しの四拍子。音楽ならワルツ、ステップならクイック。

2008年5月17日 (土)

快調に熊野灘を横断 的矢湾→引本港 43M

天候:sun  風:北⇒南 15kt  7:00~14:00 

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≪引本湾入り口にドーンと鎮座する割亀島。これを左に見て侵入≫

P5170047 昨日に引き続く航海日和。今日はチョットだけ朝寝坊を楽しみ、ゆっくりの7時出勤です。 

 朝のうちは北風が8~10kt、昼過ぎからは南に変わり15ktまで吹き上がり、ワンポンのセールがしっかりとパワーを受けてルンルンの快走。大王崎を大きくかわし布施田水道の南側を航行。時折7kt超の快走に鋤柄さんもほほを緩めていました。

 引本港は漁協に向って右脇、船溜りの入り口近くに繋留。普段では当然係留禁止の場所ですが、今日は土曜日、漁協も今日・明日は休み、繋留に問題はありません。港内には地元の方とおぼしき釣り人がチラホラ。「一晩ならそこにとめな」と声をかけてくれます。 

 聞けばここの近くには民家があるだけで、お店は皆無だそうです。仕方がない夕飯は船内の食材でささやかに…と覚悟した矢先に、交渉名人のナベさんが本領発揮。なんと釣り人から釣りたての生きたカサゴを頂いP5170052たのです。 

 東京では一流料亭でも生きたカサゴは滅多にお目にかかれません。その上「船の中では捌きが大変…」と話すと、別の釣り人が「そうか、よし捌いてやろう、まな板と包丁を出しな」。漁協の水場に行き、なれた手つきで煮着け用に整えてくれたそうです。 

 その頃キャビン内では以前から気になっていた水タンクの固定補修の真っ最中。 ギャレー周りは機材の山でとても使用できません。困ったナベさんはさらに別の釣り人を捕まえます。5分も話さないうちに「わかった、家で煮着けてきてやろう、鍋をよこしな」。

 わらしべ長者の物語を地で行くような展開で、最高の漁師料理が目の前に並んだのです。普通では考えられない出来事です。やはりナベさんは魔法使なのでしょうか、どうもアヤシイ。まぁ、ヤボな詮索はやめて、ナベさんに感謝を込めて今夜はこの高級料理で有難くカンパ~イ。

2008年5月16日 (金)

これぞ長期クルージ 福田港→的矢湾 60M

天候:sun  風:北⇒東 7kt  5:00~13:00 

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≪懐かしい“わたかの壮”の専用桟橋。喫水1.8mのキザッペは大事をとって、槍着け≫

P5160044  4時起床、風は治まり北がソヨソヨ。シラス漁船が猛烈な勢いで漁場を目指し飛び出して行きます。狭い出入り口でカチ合わないよう、時間調整して5時に出航。 

 港外はほぼベタ凪、天気はピーカン。時折東が7ktまで吹き上がり、フルセール+オートパイロットのキザッペを優しく的矢湾に押し進めてくれます。ナベさんは持参のMDプレイヤーでハワイアンをデッキに流し日光浴。鋤柄さんと2人ビール片手にゆったりとしたご様子。時々2人の笑い声がコックピットまで聞こえて来ます。キザッペの上には昨日までとはまったく別の世界が広がっています。クルージングはこうでなくてはいけません。 

 クルージングの醍醐味を味わいつつ、スルスルと的矢湾は渡鹿野島へと到着。勝手知ったる“わたかの荘”の専用桟橋に手際良くピタリと槍着けして本日の航海は終り。但し、この付近の海底にはカキ筏の捨てロープがゴロゴロしています。アンカーにはモニターをお忘れなく。この後、水道ホースを延々と伸ばし飲料水の補給が完了。一汗かいたら、明るいうちから名物のメロン風呂にザブン、極楽極楽。今夜は志摩半島 海の幸がドーンと待っています。

2008年5月15日 (木)

やっとの思いで下田脱出 下田港→福田港 60M

天候:sun  風:西 25kt  4:30~15:30 

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≪福田港の最奥いつものバースです。後ろの方では公園工事の真っ最中≫

P5150039_3  ついに下田を出航できました。 

 港外は波穏やかにして西の風。昨日まで北が荒れ狂っていたのに、なぜか今日は一転して真正面西の風、風神様私何か悪いことしましたかネー?それでも8時頃までは12・3kt程度のオトナシイものでしたが、石廊崎を超えるあたりからは20~25ktにまで吹き上がり、キザッペの行く手を遮ります。2ポンリーフのメインも上り角を確保できません。じっと我慢の機帆走が7・8時間。

 やっとの思いで辿り着いた遠州灘のオアシス福田港に無事入港。漁協の職員の対応は最高にフレンドリー、すんなりといつもの最奥のガラ空き岸壁に舫いを取ってヤレヤレ。と思う間もなく、警察官が恒例の職務質問に登場しました(漁協から必ず警察に連絡されるシステムだそうです)。船検証・自動車免許証(船舶免許証では納得してくれません。変ですネー)を用意して迎撃。毎度の事で対応もすっかり慣れてしまい、友達感覚で世間話、問題なくクリア。

P5150042 港の目の前にあった国民宿舎が無くなり、風呂が遠くなったので今夜は風呂無し、残念。代わりと言ってはおかしいですが、港の真ん中に立派なトイレが出来ていました。ポリタンレベルながら水の補給も気兼ねなく出来、これは便利でした。

 夜はちょっと離れた“おせんや”(0538-55-2125)で福田名物シラス料理を頂きます。今朝海から揚がったばかりのプリプリの生シラス・かま揚げシラスでの熱燗が冷えた体に染み入ります。 

 体の芯が温まって来た頃にはナベさんの出番です。「イヤーこのシラス本当に旨いねー、こんなの初めて、ここで上がったの?」忙しそうに立ち働いている女将に気軽に声をかけます。それから5分もたたないうちにはすっかり打ち解けてお友達に、女将もテーブルに来て爆笑の輪が出来上がっています。どこへ行っても・誰とでも、たちまちお友達になり笑いの渦に巻き込んでしまうナベさん。人付き合いの苦手な私には魔法使いのように思われます。 

 ナベさんのひとり言: 今日も厳しかった、11時間労働です。でも案外贅沢な苦労かもネ。

2008年5月14日 (水)

明日こそは出航

天候:rainsun  風:北東 20kt 

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≪泊地の前に080有るペリーの胸像。この付近が上陸地点。(左から鋤柄・ 奥原・渡部)≫

 朝6時、目覚めればまたも雨。昨夜迷いに迷い、本日の出航停止を決断したのは大当たり。 予報では、遠州灘では突風・雷・大雨・うねり…まるで荒天の見本市の様相。出港しなくて本当にヨカッタ。 

 下田の雨は昼前には上がり、出航以来初めて太陽さんがニッコリとお出まし。 何とも懐かしい心地で嬉しさもひとしお。気のせいかペリーさんのお顔もハレバレと。気温も徐々に上昇し、重ね着で凌いでいた寒さからやっと解放されました。北風は相変わらずシッカリ吹いていますが、午後からは治まり明日は絶好の航海日和になりそう…なってチョウダイ!

P5140037 ナベさんのひとり言: 久し振りの太陽、テレビはお出かけ日和と言っているが、当方は予定なし。

2008年5月13日 (火)

下田で風待ち

天候:cloud/sun  風:北 35kt 

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≪下田公園の展望台からの眺望です≫

P5130034_5

 正面に見える広い漁船溜まりが公共岸壁です。もちろんヨットも係留でき、当然無料。長期籠城のキザッペは陸電・水道にひかれて、チョットと悔しいしけれども有料私営の桟橋に繋留してしまいました。手前左手の木の間にマストがチョコッと見えていますネ。 

 冷たい北風は一向に治まらず、逆に吹き上がっています。すぐ近くの風呂(天然温泉ですぞ)に行くにも吹き飛ばされそう。ナベさんは冬物下着の買い出しに鋤柄さんと町までお散歩に。ところが町の洋品店ではシーズン過ぎで冬物下着の在庫なし、それではとデパートにくりこみ、交渉の末、倉庫から探し出させてゲットしたそうです。それにしても大変な執念です。本当に寒さがこたえたのでしょうネ。

楢橋さんが今日で一時下船します。台風が無ければもっと先まで…、早いとこ一仕事済ませての乗船をお待ちしています。

 この寒さに負けて観光にもいま一つ気が進まない前期高齢者の集団は、キャビンの中でテレビ観賞・つまみの作成・アルコールの賞味でウツラウツラと一日が暮れてゆきます。福田に向けた明日の船出は、やはり難しいかなー。

 ナベさんのひとり言: 下田といえば唐人お吉、でも私はおかあチャンの方が好いなー。

2008年5月12日 (月)

久し振りの荒天航海 三崎港→下田港 58M

天候:rain/cloud  風:北 30kt  5:00~13:30

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≪ここで籠城…寒そうですネ≫

P5120029 予定通り5時に三崎を出港しました。三崎港内では15kt程度の北風、吹き上がるのは夕方からとの予報を信じて、うかうかと舫いを解いてしまいました。

 城ケ島をかわした頃は風に乗って快調な走り。 2時間も走っていると、大きなうねりが後から追いかけて来ます。30ktにまで吹き上がった冷たい北風と相まってキザッペを翻弄してくれます。スターンを振られ、ブローで急激に切り上がり、久し振りに船酔い一歩手前まで痛めつけられました。

 大先輩の鋤柄さん1人が悠然とラットを操っています。ヨット歴は40年超、江ノ島を拠点に湘南界隈の海を帆走り尽くし、現在もバリバリの現役レーサーです。さすがは“雪風”(45F)のレーススキッパーとして猛者連中を指揮・号令し、メンバーからの信頼を一身に集めている人です。時々楢橋さんにラットを握らせて、荒天でのラット捌きを伝授する余裕さえあります。結局、全航程8時間を一人で乗り切ってくれました。そのタフさ加減に全員脱帽(チーム最年長ですヨ、凄いですねー)。

 13時半には下田港に無事入港し、ボートサービスのポンツーンに係留してホッ。係留料の4,500円は痛いけれど水道・陸電付き、湾口から大きく回り込んだ山陰げのここなら台風も安心です。台風が行き過ぎるまで、寒い北風の中2泊3日の下田観光兼籠城です。ナベさん、旨いものと温泉の手配よろしくお願いします。

 ナベさんのひとり言: AM9時頃より不運にもダウン。前回のクルージングの運がまだ残っているはずなんだがな…。神様、仏様、鋤柄様、有難うございました。

2008年5月11日 (日)

三崎港籠城

天候:rain/cloud  風:北 25kt

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≪ガラーン≫

P5110027 台風は遥か南の海上にあると言うのに、目の前には低気圧が居座ってキザッペの行く手を阻んでいます。今日は伊豆半島の突先、下田港を目指し勇んで4時に起床。ところが、下田港外の「神子元島で風25M」との海況情報にコリャダメダー。すっかり意気消沈、即三崎港での籠城を決定しました。

 この雨でいつもの週末ならヨット・モーターボートでいっぱいになる外来艇用有料岸壁もキザッペただ1艇で独占。桟橋を行き交う人も無く、ひっそりとしています。ここ三崎港は遠洋マグロの水揚げ港、観光客も多く鮨屋・マグロ料理屋がひしめいています。今夜は本マグロのうまい店でも探してゲン直しといきますか。

 今日で長谷川・澤上さんが下船、代わって鋤柄さんが乗船しました。現在、乗員は4人(奥原・渡部・鋤柄・楢橋)、当面はこの陣容で西を目指します。明日こそは、より安全な避難港下田に移動し、そこで温泉に浸かりながら台風をやり過ごす作戦ですが、どうなる事やら…。それにしても季節はずれのこの寒さ、何とかかなりませんかネー。

 ナベさんの独り言: 今回の航海は四国八十八箇所巡礼の旅のつもり、この齢までの来し方を顧み、これからの幸多からん事を祈って参ります。殿よろしくお願いいたします。

2008年5月10日 (土)

ついに出航 横浜YH→三崎 22M

天候:cloud/rain  風:北 20kt  9:00~13:30 

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≪出航しました≫ 

065

 雨の中をキサッペファミリーのメンバーを始め沢山の仲間が見送りに来てくれました。感謝、感謝の極みです。

 昨夜は僚船“EARTHⅢ”での壮行会、各自アルコールも控えめに早々に寝床へ、おさらい会の効果でしょうか。夜の天気予報では明日は曇り時々雨との事でした。

 一夜明けての海況は北の風20kt、霧雨が降り続いています。それではとドジャーとキャノピーの間に防水シートを張り、屋形船に変身しての出航です。この雨をものともせずハーバーの仲間がフルセールで見送り伴走をしてくれました。「気を付けてー」「行ってきまーす」と呼び交わしての船出です。

510syukkou2 南に口を開け北に深い東京湾では、北及び南の強風は要注意です。南は太平洋、北は関東平野が約200km先まで広がっています。その東西を房総・三浦の半島が壁を作っています。 風にとっては絶好の通り道、当然波もそれなりに。時には大きな三角波に肝を冷やすこともあります。

 でも、本日の海況では何も心配することはありません。その上でキザッペは屋形船仕様に変身中です。カッパこそ着用していますがほとんど雨に濡れることはありません。湾内は行き交う船も多く、オートパイロット任せとは行きませんが、送りの風を受けてユッタリ・ノンビリのお大尽気分です。時折来る大きなうねりにスターンを振りながら、ひたすら機走の一日でした。

2008年5月 9日 (金)

出航前日

天候:sun/cloud  風:北

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≪EARTHⅢのキャビンで前夜祭≫

9may2008_21 慌ただしい準備期間でしたが、何とか出航できそうです。出港メンバーの渡部・長谷川・楢橋・澤上各氏も続々と参集して来ます。皆この日を待ちわびていたのでしょう、瞳は少年のようにキラキラ、動作はキビキビ、最高の雰囲気。各自が持ち込んだ私物の山も次々と格納され、キャビン内はいつでも出航OK。 

 船内の整理が済んだら、お次はデッキ周りの最終点確認兼意識合わせ。これまで何度かキザッペでのトレーニングはして来ましたが、このメンバー全員が一同に会するのは今日が初めて、しかも皆さん操船技術にかけては一家言を持っているベテラン揃いです。 

 艇にはその艇毎の流儀・約束事があります。まぁ、ほとんどはオーナーの生活スタイルから発生したものが多いのですが、これがその艇の個性とも言えます。 これから約3ヶ月狭い空間を共有して暮らすことになります。各自の生活スタイル・操船流儀をそのままそこに持ち込んだのでは艇は大混乱、航海が成り立ちません。キザッペ流の操船・船内ルールをシッカリとおさらいして、各自これを順守することを確認。これでチームワークもバッチリです。

 一息ついた頃、キザッペファミリーの僚船“EARTHⅢ”の武内さんから出航前夜祭のお誘い。有難くEARTHⅢに乗り移り、カンパーイ。

 

2008年5月 8日 (木)

航海にあたって

 2002年の日本周航から無事に帰着、夢から現実に引き戻されての日々が続いていました。

 そろそろ航海が恋しくなり始め、次の航海は北海道一周をターゲットとしました。北海道は本当に広い、足(車)が無いと動きが取れないと聴かされています。ならば、ヨットと車を伴走させてしまおう。そうすれば道内どこにでも遊びに行かれます、これは楽しそうだ。車はあれをメンバーはあの人とあの人…と、計画はほぼ固まりました。後はいつ出航するかを決定するばかりです。

 ところが、その矢先に何と胸部(胸腺)に異常が見つかり、併せて重症筋無力症をも発症してしまいました。どちらも厄介な病気で、完治は難しいとの御宣託を受けました。当然北海道航海は全面撤回。仲間には大変な迷惑を掛けてしまいました。
  
 その後数年は、入退院を繰り返しす療養生活を真面目に送っておりました。その甲斐あってか、昨今は病状も安定し日常生活にも不自由を感じないまでになりました。そうなるとまたもや悪い虫が騒ぎだし、どうしても海に出たくなりました。

Dcp00595_1 主治医は容体の急変に対応できるように、沿岸航海に徹することを条件に渋々OKを出してくれました。家族はあきれ顔でしたが、基本的にOK。

 シメタ!と急遽、盟友〈ナベさん〉を口説き落とし、今回の航海に出る事としました。今回のテーマは「瀬戸内海・美味いもの巡り」です。  

 明石海峡~関門海峡~鳴門海峡、8週間を瀬戸内で過ごします。どんな出来事、出会いが待っているか楽しみです。

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